今回は日本のミステリ小説最高峰とも言われるあのシリーズの実写化の話題です。
ついに御手洗潔シリーズが実写化!
今回の情報が明らかになったのは原作者の島田荘司さんのツイートからなのですが、本当に驚きました。
そもそも島田荘司さんは数々の名作を発表しながらも、映像化嫌いと噂される程にこれまで実写化されていない事でも有名なのです。
それが、2014年にこちら、
映画『幻肢』のために新作をを書き下ろし、それだけでも驚きですがさらに映像化の話があることもツイートしていました。
その事でファンの間では「御手洗シリーズでは?」と噂にはなっていましたが、まさかそれが現実になるとは……。
島田荘司先生ってどんな人?
ミステリ読みの間では知らない人はいないビッグネームですが、それ以外には馴染みのない名前だと感じるかもしれませんね。
島田荘司さんは日本の小説家で、現在大きな流れになっている〈新本格〉と言われる推理小説のジャンルの生みの親と言われています。
『ゴールデン・スランバー』など実写化された作品が大ヒットしている事でも知られる伊坂幸太郎さんも島田荘司さんに影響を受けていると公言している一人ですし、『アナザー』がアニメ、実写化された綾辻行人さんや歌野晶午さんといった作家さんを世に出したのも島田荘司さんです。
またその活動は海外にも及び、アジアを中心とした作家の発掘、育成に関する賞にも積極的に関わり、英訳された本も欧米で名作ランキングでトップテン入りするなど広く名前が知られています。
そして、何よりも言いたいのが島田荘司さんの本はどれを読んでも面白いということ!
ミステリ好きもそうでなくてもきっと楽しめると思います。
個人的に一番大好きなのは初めて読んだ事でもインパクトが大きい『異邦の騎士』。
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今作は御手洗潔シリーズでも重要な作品でもありますし、是非気になったらチェックしてみてくださいね。
気になる実写化御手洗潔シリーズの出演者は?
ということで実写化が発表された御手洗潔シリーズですが、現在わかっているキャスティングは二名のみです。
まずはシリーズ名にもなっている御手洗潔に玉木宏さん。
探偵役ではありますが本業は脳科学などの学者としての顔だと言われていて、IQ300、奇人変人、癖はあるが端正な顔立ちで地球上のほぼ全ての言語を操る、それこそが御手洗潔なのですがこれは玉木宏さん大変そうですね。
ファンも多いシリーズだけに色んな意味で大きな反響を呼びそうですが、演出さん次第ですが個人的には期待してもいい気がしています。
そしてもう一人決定しているのが石岡和己役に堂本光一さん!
これまた凄い所を……というキャスティングですね。
原作の描写では線が細く芸術家然としたといった風なので、確かにという感じもあります。
御手洗潔シリーズは、この石岡和己の視点で語られる事が多いのでとても重要なキャラクターですが、きっと堂本光一さんなりの石岡くんを見せてくれることと思います。
ちなみに今回のドラマ化、『UFO大通り』に収録されている『傘を折る女』の映像化ということです。
放送日は3月7日。追加のキャスト発表も楽しみですね。